「〇〇するな!」よりも「〇〇してくれてありがとう」

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いつもありがとうございます。

かつてのコンビニやお店では
「〇〇するな!」的な注意書きをよくみかけました。

この言葉に限らず
「〇〇するな!」
そう書かれていると、実際には「〇〇」してしまう「逆効果現象」も多いようです。

たとえば以前のコンビニのお手洗いでは、
「汚く使うな」的な手書きの注意書きをよくみかけました。

道を歩いていても家の前に「犬の散歩お断り」や「車を停めるな!」みたいな看板もよくみかけます。

それらの言葉には一定の力はあるのだとは思います。

そしてその言葉通りにされる方もおられるはずです。

でも内心では「もっと優しくいってくれたらいいのに」と思われるはずです。

かつてのコンビニの「汚く使うな」的な注意書きをみるたびに、悲しくなりました。

「ほんとうは逆効果なのに」と思っていたのです。

「自分ならもっと効果的な他の言葉に変えるな~」
そうずっと思っていました。

「汚く使うな」
「車のエンジンをかけっぱなしにするのは禁止!」
「無断駐車は罰金3万円」
「たむろするな!」

そんなコンビニやお店はかつては多かったです。

今でもたまに見かけますけど。

そしてその「反省」からから、今のコンビニのお手洗いには
「いつも綺麗に使ってくださってありがとうございます」
という表示がほとんどです。

私自身20年以上前にそう思っていたことがやっと実現されています。

「〇〇するな!」
よりも
「△△してくださってありがとうございます」

そのほうが、利用するほうは気持ちがいいんです。

「〇〇するな!」はお店やその人目線。

利用されるお客さんや他の人の気持ちはそこにはありません。

「△△してくださってありがとうございます」は、お客さま目線です。

どちらが繁盛していくかは明らかです。

お店の繁盛を決めるのは、お店ではなくお客さんだからです。

「ふんふん、コンビニのお手洗いは、今はそう表示されているよね。それで?」

そう思われる方もおられるかもしれません。

でもかつてのコンビニやお店が
「〇〇するな!」で失敗していたことを、個人レベルではまだされている人を見かけませんか?
という話です。

例えば小学校や中学校では
「廊下は走るな!」
そんな表示はまだまだあります。

電車に乗っていても、泣いている小さな子どもに向かって
「うるさい!泣くな!」と大きな声で怒鳴られている方もたまに見かけます。
「いいかげんにしろよ!」
そういわれているお母さんもいたりします。

「うるさい!泣くな!」の声のほうが泣き声よりも大きくて、私のほうが泣きそうになります(笑)

「〇〇するな!」は、いったんは服従(?)はあるかもしれません。

でもそんなふうに言われたり注意書きを見た人の心には、反発心がうめこまれます。

そしてだんだんとそのお店は衰退していきます。

そんなかつてのお店の失敗を、今この時代でも個人レベルでされている方がおられるんです。

お店も個人も同じです。

「〇〇するな!」と言われ続けた人は、最初は服従します。

でも心の中では服従ではなく復讐心がたまっていくことさえあるのです。

復讐はなくても、「〇〇するな!」と言い続けた人への信頼はなくなり、その人から離れていきます。

それはすごくもったいないですよね?

かつてのコンビニやお店がその間違いに気づき、
「〇〇してくださってありがとうございます」に変えてからは、お手洗いや店頭はすごく綺麗になっています。

それと同じ「心理的仕組み」は、個人にも使えます。

なにかをしてもらいたいときには、
「〇〇するな!」ではなく、「いつも〇〇してくれてありがとう」
それだけでその通りになっていきます。

「〇〇するな」より「〇〇してくれてありがとう」
でいきたいですね。

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