「安いよ、安いよ~」
「こんなメニューはいかがですか?」
いろいろな「お声掛け」の方法がありますね
仕事柄、よく名刺交換をさせてもらいます。
名刺を見た瞬間に
その人の大体の年収がわかります。
ほぼ例外なく当たっています
逆に言えば
名刺をちょっと手直しするだけで、収入が簡単に上がる
ということになります。
「え~、そんなアホな~」(出ました関西弁!(笑)
最初は僕も半信半疑でした。
「名刺を変えるくらいで、収入が簡単に上がるなら、
お豆腐屋さんはいらないよ」(意味不明な例え
3年前のことでした。
果たして結果は・・・。
名刺を変えて、翌月の収入が30%も上がっていたのです。
その後は「名刺作成セミナー」「売れる名刺の本」などでさらに勉強(単純な私(^^;
そして現在、
当時の500%アップの収入となっています(「やらしいなぁ~」←出ました関西弁!^^;
僕が頂いた名刺を見るポイントは何点かあるのですが、
今日は、ひとつに絞らせてもらいますね。
それは(ドーン!(笑)
「名刺に書いてある『メニュー』が「流行っているお店状態」になっているかどうか」
ということです。
流行っているお店には、
一定の法則があります。
そのひとつが、
「メニューや品ぞろえに統一性を持たせる」ということです。
例えば自宅近くにあるお寿司屋さんの入り口です。
お寿司屋さんには、「のれん」がかかっています。
お寿司屋さんなので、そののれんには
「寿司」と書かれています。
ごく当たり前の光景です。
そしてそのお寿司屋さんには見本が入っている
ショーケースがあります。
そのショーケースをのぞいてみると、
お寿司の横に、なぜかアイスクリームが。
「子ども連れのための、店主の優しい心の現れかな」などと
強引に納得しようとする私(^^;
で、そのアイスクリームの横を見ると
「ピラフ」があります。
そして、その「ピラフ」の横には鉄火巻きが(^^;
さらに入り口に、小さな張り紙が張ってあり、
「冷麺はじめました♪」
と書かれています。
さらに「おいしいよ♪」とも…
「おいしいはずない~~~!!!(怒)
もうお判りですよね?
そのお寿司屋さんにお客さんが入っているのを
見たことがありません。
そのお寿司屋さんの店主は
「なんでお客さんが来ないんだろう」
「そうか!お子様連れの方のためにアイスクリームやケーキも
おこう!」
「たまにはピラフや冷麺も食べたい方がいるかも♡」
などと、どんどん妄想(?)を膨らませていったのかも知れません。
たこ焼き屋さんが、
「ブランドのバッグも欲しい人がいるだろう」
と思って
「ブランドバッグも売ってます」
と看板に書くようなものです。
でも実は笑い事ではないんです。
僕は何人もの人から、そんな名刺をもらってきました。
肩書きや、取り扱うものについて
「書道家、絵師、野菜直販、パソコン販売、ネイルケア」
「ヒーリング、カラー診断、デジタルグッズ、電化製品引き取り」・・・
これを
「書道家、絵師」
「ヒーリング、カラー診断」
とするだけで、月収は間違いなく10~15%はアップします。
要は、肩書きや、取り扱うものについて
「統一性を持たせる」
それだけでも、かなり収入に差が出ます。
売れているお寿司屋さんは、お寿司のメニューを増やしたり
再度メニューを増やします。
高級バッグを売るお店に
「お好み焼き」売り場を作っても売り上げは上がるどころか、
お客さんが離れていきます。
もちろん他にもポイントはあるのですが、
ちょっと名刺の手直しをするだけで、
20%程度の収入アップは簡単に起こります。
「あなたの名刺、『情報てんこ盛り』になっていませんか?
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