いつもありがとうございます。
女優の樹木希林さんが旅立たれました。
私はその日は東京にいたのですが、その一報を知ったときには「えっ!」と思わず声を出していました。
悲しみ、驚き、寂しさ、感謝などが入り交じったなんとも言えない感情がこみ上げてきました。
洋画、邦画を問わず、映画が大好きな私は、樹木希林さんの演技や生き様を通して、たくさんのことを教えてもらっていたからです。
ご主人のミュージシャン、内田裕也さんとの40年以上に及ぶ「別居婚」。
内田裕也さんとの結婚生活についてのインタビューでの、希林さんの言葉です。
「あの世では同居? そうね。でも骨だから。しゃべることはないから。ムカッとはしないでしょう」
ウィットに富んだ中にも、ご主人への深い愛情が感じられます。
さらにインタビュアーの
「生まれ変わったら、内田裕也さんと出会いたいですか?」
には、こう答えられました。
「出会いたくない」(キッパリ)
「会ったらまた好きになっちゃうから」
・・・。
こんなにも慕われている内田裕也さんすごい!!
私も言われてみたい!!!!
(・・・取り乱しました しばらくお待ちくださいm(__)m
娘婿は、本木雅弘さん(モックン)。
ご家族とはとても仲がよかったそうです。
「畳の上で最期を迎えられたら上等」
そんな希林さんの思いを汲んで、最期はご家族に見守られながら旅立たれたそうです。
樹木希林さんに教えてもらったことは、たくさんあります。
それでもその中で一番大きな教え。
それは、
「人生は、一度かぎり」
「人は誰もが旅立つ時が来る」
ということです。
そして、
「旅立ちの時は、誰にもわからない」
という事実です。
それは、数十年後かもしれない。
でももしかすると「今日」かもしれない。
それは誰にもわからないのです。
日常や「あたりまえ」の風景や光景、家族や友人、仲間との関係も、「その瞬間」が来たとたんになくなるのです。
そうであるなら、どうするか。
「今この瞬間を生き切る」
ことしかないのです。
例えランチを食べてるとしても、
「最後の晩餐」だったとしたらどうでしょうか?
スマホやテレビ、雑誌を見ながら食べる、などということは私にはできません。
(7、8年前までは、思いっきりしていましたけど 汗)
たとえそれが質素な食事であったとしても、感謝して、味わいつくして食べる。
それしかありません。
人と会っているときもそうです。
もしその人が「最後に出会う人」であるなら、いい加減な対応はできなくなります。
もちろん「最後に出会う人」が「イヤな人」では悲しすぎます(笑)
ですので、私は「お互いが高め合える人」「夢を持っている人」「たくさんの笑顔が見たい人」「同じ波長を持っている人」とだけ過ごすようにしています。
雨の日も同じです。
「最後に見る雨」
そう思うと、雨にもまた感謝の気持ちがわいてきます。
裸足になって、水たまりにジャンプするかもしれません。
もちろん、それが家族、大切な友人、虹の仲間であればなおさらです。
一瞬一瞬が眩しいものへと変わっていきます。
あっ、もちろん感謝ばっかりでなくてもいいんですよ。
私自身、「感謝星人」ではありませんから笑。
私にとっての「人生の超達人」「師匠オブ師匠」は、赤ちゃんです。
赤ちゃんほど、「今この瞬間」に、100%向き合っている存在は私は他に知りません。
そして、赤ちゃんは感謝や笑顔ばっかりでしょうか?
そんなことはないですよね?
泣くときは、551%全力で泣いています^^
「泣きたいときには泣いてもいいんだよ」
「ほんとうはマイナス感情というものは、ないんだよ」
そんな大切なことを教えてくれているようです。
おっぱいを飲みながら、スマホを操作したり、明日の仕事のことを心配している「憂いに満ちた赤ちゃん」は、いませんよね?
「今日を最後の日と思って楽しもう」
「今この瞬間に感謝し、味わいつくそう」
樹木希林さんや、赤ちゃんは、そんな大切なことを教えてくれているのだと思います。
旅立たれるほんの少し前に、樹木希林さんがお書きになられたメッセージです。
「こんな姿になったって、おもしろいじゃない」
まさに「今この瞬間」を生き切られていたマインドフルな方であったことがわかります。
樹木希林さん、大好きでした!
たくさんの学びをありがとうございました。
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