「もっとたくさんの笑顔が見たい」
そう思われている素敵なあなたへ。
いつもありがとうございます。
ある実験についての話です。
３つの同じ容器を用意して、その容器には同じ食べ物を入れます。
そしてその３つの容器それぞれの下には、「ありがとう」「ばかやろう」「何も書いていない紙」を置きます。
するとそれだけで紙の上に置いた食べ物の状態が大きく変わるのです。
「ありがとう」と書いた紙の上の食べ物は放置しても元の状態のままです。
「ばかやろう」と書いた紙の上の食べ物はカビが生えてきます。
ところが一番ひどく腐敗したのは、「何も書いていない紙」の上においた食べ物でした。
「ばかやろう」さえ言われず無関心だった食べ物が一番痛んだのです。
これは人間関係も同じです。
対人関係の偉人デールカーネギーは、世代を超えての名著『人を動かす』の中で、人の持つ欲求のうちで、一番強いものは「他人に認められることを渇望する気持ち」といっています。
「渇望する」という言葉に表れているように、「無関心」が最大の怖れとなります。
「波風を起こさないことが平和や幸せでいられる」と思って、自分自身の気持ちを押し殺している人は、逆に大きな波風に巻き込まれることもあるそうです。
我慢をしていると、あるとき臨界点を超えて爆発してしまうためです。
意見の違いや対立は、気持ちのいいものではありません。
でもその中から、幸せや夢を叶えるための意見交換や解決法を一緒に考えることもできます。
そして、自分自身のほんとうの気持ちや、望んでいることを知る機会にもなります。
腹立たしさや怒りを感じることで、自身が心の底で望んでいることが明確になるのです。
もし今あなたが、職場や地域で意見の違いや対立を感じる場面があるのなら、あなたは「あなたという存在」を認められている証です。
勇気を持って「じゃあ、どうしていきましょうか？」と提案されてみてください。
そこから解決策がみつかり、好転のきっかけとなっていくかも知れません。
対立は「ほんとうの自分を知るチャンス」なのかも知れないですね。
「くそ～」と思うことがあることは、あなたが認められている証。
そのエネルギーを糧にして、新たな道を開いていく「裏技」もあります。
実際に、そんな人はとても多くおられます。
私自身、そのひとりでした。
７年前までの会社員時代は、外資系電気メーカーに勤めていたことがあります。
ヨーロッパに本社がある世界的規模の大きなメーカーでした。
外資系ですから実力主義。
休日も返上しながらかなりの成果を上げてきました。
それでも、思い描いていたような対価は得られなかったのです。
対価とは、お金だけではありません。
チームでの仕事も任されていた関係から、チーム全体での成績も、自身にダイレクトに返っていたためです。
そのときの理不尽な悔しさも、
「いつか自分自身で完結できるように、独立起業する」
そんな心のバネとしていました。
そんな悔しさや怒り、イライラは、「初速のエネルギー」に転換できるのです。
強力な瞬発力となる場合があります。
ただ、それは諸刃の剣でもあるんです。
悔しさ、怒り、イライラの気持ちを長時間、さらには長期間持っていると、脳からはストレスホルモンを放出するよう指令が出ます。
それは、自らの心身に確実にダメージを与えるためです。
そうなるともちろん、願望実現や「引き寄せ」も起こらなくなっていきます。
と、いうことは。。
悔しさ、怒りなどは、「初速のエネルギー」だけで使えばいいのです。
初速で使ってしまえば、その後はマインドフルネス・ミラクルタッピング®を使って外してしまえばいいんです。
そうするとその後は、ストレスに悩ませられることなく、ラクラクと道を開いていくことができます。
「歯を食いしばって、限界ギリギリで頑張り続ける日々」よりも、
「がんばらなくても、うまくいく」ほうがいいですよね。
怒りや悔しさは、それをバネに、
「初速のエネルギー」に変えることができます。
怒りは、「本当に自分自身がやりたいことを知る」人生好転の大チャンスなんです。
すべての感情は、必要だからこそ備わっています。
その感情の特性を利用して、好転させればいいんです。
この言葉も利用していきましょう。
あなたの可能性は、無限大です。
あなたの感情が、未来と世界を創ります。
あなたは、もっと幸せになっていいんです！
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